「檜山地域人材開発センター(通称:まなびっく)」は、平成10年までは「道立函館高等技術専門学院江差分校」
として檜山管内の技術専門職員の養成校として多くの卒業生を送り出してきました。しかし、入学者の減少などから
北海道は、平成10年3月を持って閉校となることを決定いたしました。
その際、校舎の有効活用や地域の人材育成を旗印に、江差町は北海道から土地、建物を無償で譲り受けることとし、
また地域の経済界が中心となって「(当時)社団法人檜山地域人材開発センター運営協会(現在は一般社団法人)」
を設立しこれまでセンター運営を担ってきたところです。
道から建物を譲る受ける際に一部外壁などを改修してきましたが、23年の歳月が流れる中、センター全体の外壁が
経年劣化により壁が朽ちて、鉄筋が剝き出しになるなど、危険な状況でありました。そのため、江差町では、公共
施設長寿命化計画を策定した中で、人材開発センターにおいても計画的に改修工事を進めることを決定し、今年度は
「正面外壁改修工事(703㎡)」を5月に発注し、8月末を持って工事が完成いたしました。(検定は9月予定)
23年振りに正面が化粧され、明るい雰囲気となった「まなびっく」です。
◎施工会社:㈱田畑建設